2012年5月31日木曜日
トリートメントの同義語 - 類語辞典(シソーラス)
2012年5月19日土曜日
医薬品情報21 » 2011 » 11月
KW:薬名検索・リリカ・プレガバリン・pregabalin・γ-アミノ酪酸・GABA・calciumチャネル
Q:足の浮腫、痺れがあり受診したところ、「腰部脊椎管狭窄症」(馬尾型)の病名が付き、基本的には手術だが、高齢の場合手術は困難といわれ、vitamin B12製剤とリリカが出された。このリリカという薬の薬理作用、また、薬の名称としては聞き慣れない『リリカ』の名称の由来等。
A:リリカ(ファイザー製薬)は、一般名:プレガバリン[pregabalin(JAN)]を含有する製剤である。1Cap.中に25mg・75mg・150mgを含有する製剤が市販されている。
pregabalinはγ-アミノ酪酸(GABA)の誘導体の一つである。pregabalinの作用機序は、過剰に興奮した興奮系神経系において、電位依存性calciumチャネルの補助サブユニットであるα2δ蛋白と高い親和性で結合し、神経前シナプスにおけるcalciumの流入を低下させ、各種興奮性神経伝達物質の放出を抑制することにより鎮痛作用を発揮すると考えられている。
pregabalinは構造上GABAに類似するが、GABA(GABAA、GABAB、benzodiazepine)受容体に結合せず、GABAの代謝やGABA取り込みへの急性的な作用はない。更にNMDA、AMPA、カイニン酸、グリシン受容体などの各種興奮性アミノ酸受容体並びに電位依存性calciumチャネル、natriumチャネル、chlorideチャネル、kaliumチャネルに作用する分子(ガバペンチンは除く)の結合部位にも活性がないことが確認されている。
!doctype>2012年5月18日金曜日
更年期障害同様ののぼせとほてりのある病気:更年期障害と更年期の症状・治療・更年期チェック
更年期障害同様ののぼせとほてりのある病気
更年期障害の症状の「のぼせ・ほてり」と同様の症状を伴う病気があります。
ほてり・のぼせを伴う病気
○高血圧症
○高脂血症
○心疾患
○甲状腺の病気(バセドウ病や橋本病が代表的)
○肥満に伴う自律神経失調
など
2012年5月16日水曜日
小鹿島の半世紀
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小鹿島の半世紀
シン ジョンファン
訳・文責 山口進一郎
目次
1 まえがき
2 小鹿島 原島民と地理的背景
3 定員100名の慈恵病院
4 日本式生活様式を廃止
5 膳物を与えるよき慈父
6 改善された諸制度
7 原島民の大規模な騒擾
8 殉職するときまで
9 慶全争い
10 全島を買収
11 第1次拡張工事
12 第2次拡張工事
13 第3次拡張工事
14 東風(こち)が吹いた
15 鄭水鳳式逃走
16 松一株よりおとる患者の生命
17 公園の完成
18 女看護員のプロポーズ
19 暗黒期 周防園長の� width="180" height="237" border="0"/>
目次へ 9 慶全争い
花井善吉院長逝去2ヶ月後の1929年12月28日に矢沢俊一郎が第3代院長として就任した。
この若い紳士タイプの院長は前院長の運営方針をそのまま踏襲していたけれど別に誠実ということでもなかった。
患者治療は形式的で余暇さえあれば銃を背負い居金岳(錦山面)へ猟に行っていた。だから院生たちは皮肉って「居金岳院長」と呼んだ。
門前乞食をし、野宿生活する患者を強制収容させ、日ごとに患者数は増えていき総収容数は800名にまでなっていた。言うまでもなく、病舎は狭く小さかった。
患者の密度が高く、家によっては患者僑導と院内秩序維持に神経を使わねばならなかった。全国各地から集められた前歴も思想もそれぞれ違う雑多な者たちを、どのように僑導し欲求不満を最小限にとどめるなどの患者の統制面で難しさが現れてきた。
当時院当局においては権鐘熙(慶尚南道狭川出身)崔英華(全羅南道)李采権(慶尚南道河東出身)などの患者を部落の指導係長に任命し院内秩序維持に力を注いでいた。また、金昌玉(全羅南道出身)など患者を教師にして、学齢期に達した児童の教育をまかせた� �その者たちの報酬は毎月90銭(日貨)ずつ与えた。
金昌玉は日本人職員たちとの社交術もうまく、院生たちの指導人物として君臨した。患者治療助手(助務員)職になろうとするには賄賂などを使って金昌玉や指導係長の崔英華を通して入るしかなかった。
1931年初秋のある日の事であった。舊北里指導係長の権鐘熙は失ったしまった故郷の情趣や友達の姿を思い出し、また今の自分の寂しい現実を一杯の酒で紛らわしていた。院内規則で厳禁されていた密造酒を作って飲んでいたのである。
これを知った同僚の係長、崔英華(全羅南道出身)のとりまきは日本人職員に密告して、権鐘熙(慶尚南道出身)を強制退院に追い込むと話したのである。
「同じ患者で似たりよったりの仕事をしているのに、日本人職員に密告までして強制退院させるとは」と慶尚南道出身の姜甲壽は不満をはきすてた。姜甲壽は日本の明治大学を卒業した30代の青年であり民族主義思想を持っていた。いつも日本人警察の監視を受けていた人物、入院して来た後も監視の対象となっていた。院生たちは彼の学歴と民族主義者という点で、慶尚南道出身者は彼を尊敬してい。
姜甲壽は、日本人に媚びへつらう者が多いことや、些細な事まで告げ口することは我々韓国人の不幸であると激怒した。彼は全羅南道出身の崔英華が院内規則を犯す弱みを見つけ、復讐の機会をねらった。
日が経つにつれ全羅南道出身の崔英華側と慶尚南道出身� ��姜甲壽側間の神経はピリピリするようになり,相互間の雰囲気は険悪となっていった。
その時は10月19日の晩であった。金昌玉は自己病舎の崔英華など男女同僚数名を集め夕食を招待した。これを横で見た姜甲壽側の同僚数名が、こん棒を持って金昌玉の号舎を襲撃した。暗い晩、こん棒の襲撃を受けた崔英華側もこれを受けて格闘となった。指導係長の崔英華は頭に大きな傷害を受け、顔もナイフで刺され流血が散乱した。
喧嘩の理由も分からない隣近号舎の者たちは驚き,真っ青になって山へ逃げ、全病舎は一時修羅場となった。この事実の報告を受けた矢沢院長は全職員を動員して喧嘩を鎮圧させた。慶尚南道出身姜甲壽一派は新病舎に、全羅南道出身者金昌玉一派は舊病舎に 分離させた。両派が出入りできないように職員が夜中中監視をした。
翌日院長は両側代表に和解するよう命令を出し、高興警察署巡警を動員して、事件の真相を調査した。姜甲壽他関係者30余名を釜山へ追放した。院生たちはこの事件の主動人物が全羅南道と慶尚南道出身のため,この事件を「慶全あらそい」と呼んでいる。その後帰省していく院生によって口々に釜山、大邱、木浦、麗水など全国各地の患者団体にまで、この喧嘩のことが伝えられ全羅道と慶尚道出身者に多くの波紋を残した。
目次へ 10 全島を買収
光州の崔興j牧師により朝鮮癩病根絶策研究会が早くから組織され民間の救癩事業体として活躍していたが、1932年12月に発展的解散し財団法人朝鮮癩予防協会が設立された。この協会の後援により大々的に拡張工事が計画された。原島民の反対運動は2度のわたり失敗に終わっており、主謀者は懲役になっていた。元島民はすでに小鹿島に永住する希望者は少なく買収交渉に特に波乱はなかった。土地は時価の3倍を与え、墓一つの移動費35円(日貨)、家屋移転費25円という比較的よい代価であったため、154戸900余名の元島民は協定を締結し履行した。代々に渡って生活をしてきた故郷を出るのは見るに忍びなく、哀惜の気持ちもまた、ひとしおであっただろう。しかし官憲の前にはどう� �ることもできなかったようだ。
1933年9月には3ヶ月計画の大拡張工事が着工された。病院運営より射撃や散策に熱心であった若い紳士の矢沢院長は坂口庶務課長といつも不和であったため本格的な工事着工以前の6月には島を出て行ってしまった。
目次へ 11 第一次拡張工事
矢沢の後を引き継ぎ第4代院長として周防正季が就任した。京都帝大医科出身で朝鮮総督府衛生官、各道技師、京機道衛生課長などを歴任した秀才型だ。
朝鮮癩予防協会が発足するや常任理事を兼任した。院長の籍が空くや自請発令を受けて来たという説がある。6尺の長身で壮健な体格の所有者、冴えない顔色で鼻が風変わりで、目だけは釣り合いがとれてない、いわば雀の目だ。声色は体格に合わず女の声のように細い。しかし時には牛の声のごとく強く出す。
この野心的で名誉心が強い医師は就任するや迫力ある推進力を院生たちに見せつけた。彼は就任する前に癩協会の125万円の基金で土地などを買収し、就任するや工事に着手した。
彼は全員の患者を集合させて施政方針を演説した。第1の目標は拡張工事であると示した。東洋一いや世界一の療養所を作ってみせるという内容であった。その時の収容人員数は1,212名に達しており、周防院長は10名の患者代表を選抜し評議会を組織した。そして、毎週土曜日ごとに礼拝堂で会合をしては工事の必要性と協力を何度も力説した。
「お前たち患者は、社会からは迫害され、蔑視の眼差しを受けている。流浪生活の何たることかを知っている。お前たちは家族とも生き別れ、家族も故郷で不自由な生活を余儀なくされているではないか。この広い地域に施設を取り揃え楽園を作り、流浪生活する患者や在家患者をみな呼んで、仲睦まじく生きることがどれだけ良いことであろうか。患者たちも幸福になり、家族たちにも災いが及 ばなくなる。国家的にも、二重、三重の利になるのではないか。」
このように周防院長が強調すれば、だれでもが感動をせざるを得ない。患者代表は感動し積極的に協力することを確約した。患者代表を通して一般患者たちも感動し協力することを表明した。
協力といっても他のことではなく、賃金を受け労役を提供することであったが、感動していたので、そのままでもする気分であった。 就任(1933年9月1日)から1ヶ月余りの10月下旬頃、周防院長は患者代表とともに煉瓦工場地(公園横マリア像前)を探し起工式をおこなった。中国人技術者を呼び寄せ、何日か技術を学び、中国人は帰して自分たちで直接生産を始めた。作り出された煉瓦は病舎建設に使用され始めた。
舊病舎(現舊北里)南病舎(現南生里)東病舎(現新生里)三部落の労力が出された。健康患者は毎日のように煉瓦工場へ、あるいは病棟新築現場へ出て熱心に仕事をした。賃金は日当(3銭から5銭まで)が出た。自分たちの手で作った煉瓦によって文化住宅が建設されていく。自分の家を自分で作り、俺たちの楽園を作っていくという自信と自負と誇りがあったから仕事をすることが楽しかった。
患者たちの熱心な労働力提供で工事の進展は順調であった。社会の健康な技術者と労働者たちも数百名が工事現場近くにテントを張り合宿をしながら仕事をしていた。
1934年年3月から3ヵ年の継続事業で1936年までの第一次拡張工事は成功裏に終わりを遂げた。予定時で4,000名の患者を収容することができた。新しく出来た新病舎は東生里、中央里と命名された。
中央里病舎垈地は入り江の砂地であったため、建築に多くの時間と人員を費やした。また、連立様式の特異な構造であり大きな通路を中心に左右に病棟が25棟あり、総部屋数は166部屋になる。治療本館にも通路がつながっており、雨中といえども雨に当たることなく行くことができる。共同炊事場や洗濯場もやはり同じだ。
この病舎には各部落から不自由者患者を出させて収容した。また職員地帯も新しく舎宅を新築した。以前の舊職員地帯(現西生里)を病舎地帯に編入し、舎宅を病舎に使用させた。また精米所、公会堂など公共建物もいくつか建てた。
1936年第1次拡張工事で作られた 1930年患者の手によって作られた
中央病舎 4000名収容できる中央公会堂
一次工事期間は資金も豊富で患者たちの処遇もわりと潤いがあり、食料は1日1人当たり6合(白米3合雑穀3合)に副食として牛肉,豚肉 めんたい、太刀魚などを8日分ずつ交代で配給があった。季節によって、たら、さば等も配給された。野菜類は種子を購入し、栽培して食べるようにした。その他、醤油、塩等も不足しない量が特配された。慶祝日,名節の日は生魚、菓子なども特配され、衣服としては冬服2着、春秋服二着,手ぬぐい、ゴム靴2足など、寝具として毛布3枚の配給もあった。
治療においても主治薬の大楓子油を1週間に2回ずつ、1回に3グラムないし5グラムを注射し、注射不能の衰弱な患者には錠剤で与え服薬させた。
いろいろな面で不足なく患者たちは院長を褒め、工事が完了するや祝賀をする意味で素人劇を公会堂で公演し院長を招待した。唱劇「長靴紅蓮伝」を観劇した院長はまた,惜しまぬ喝采を送り、費用は負担するからと、唱劇団を組織しようと激励した。これが契機となり、唱劇団が結成され、構成員は本格的に歌の勉強をするようになった。一方青年たちも唱劇団を組織し、院長の後援も受け、二つの劇団は名節、祝日には競って公演するようになった。二つの劇団の主要構成員は次の通りである。
唱劇団
団長 朴伏
団員 朴小鶴 黄中伊 崔洪烈 崔一奉
朴東浩
新劇団
団長 尹在勲
団員 孫在憲 金万K 段熙国 沈達珠
金孔珍 魚仁雨 その他楽隊員
開院以来、男女患者は別居制を実施してきていた。1934年の大拡張工事で患者の大量収容に伴い男女別居問題に対して考慮しなければならなくなっていた。患者たちの多くは以前家庭生活をしており、強制収容によってここに入って来たのである。しかし夫婦患者たちは院内規則により別離生活で面会も自由には出来なかった。男子が女病棟へ行くことはできず、女子が男病棟に行かねばならなかった。夫婦といえども面会するには職員に許可を受けなければならなかったのである。
不平は日増しに高まり、とうとう院長にまで直接訴えることになった。「夫婦間の情まで強制隔離することは天倫に背く行為である。他の療養所で実施している家庭制度を許容して患者を労うことが協助の気運を高めることになる」と朴順周が訴えた。院長はこの訴えを受け入れた。朴順周は花井院長時代に患者代表として活躍していた人で、一度退院したが再度入院して来た人物である。朴は発病前に中等教育まで受け、日本で長く過ごし日本語がとても流暢ないわば知識人であった。
周防院長は患者の生活安定の効に目をつけ1936年4月1日付をもって総督府の裁下をあおぎ、許可する旨交付した。
ただし、次のような条件で許可した。
1.戸籍上の夫婦の者
2 戸籍上の夫婦でなくても正式結婚をして事実上夫婦の者
3.収容前から内縁関係にある者で一般が認定した者
4.一般が確実に認定しない者でも各病舎の舎長と有力患者が認定して一般の異議を申し出ない者
5.上の各項を備えた者でもそのまま同居させれば別離収容の意義に背く結果になり、同居申請を前もって受け、断種(精管切除)を施した後に同居をさせる。
!doctype>2012年5月15日火曜日
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Diet Weight Loss Resources
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2012年5月13日日曜日
マンガで分かる心療内科・精神科in新宿 第42回「躁うつ病・双極性障害って何ですか?」 | 新宿/心療内科/ゆうメンタルクリニック 新宿駅0分 精神科・東京・カウンセリング
マンガで分かる心療内科・精神科in新宿
第42回「躁うつ病・双極性障害って何ですか?」
制 作…「マンガで分かる心療内科・精神科 制作委員会」
作画監督…ソウ 脚本・演出・「見えてもいい裸」にはぜひ流行してほしい…Y
<キャラクタ紹介>
官越こがね(かんごしこがね)
!doctype>2012年5月12日土曜日
僕が発展途上国に持って行っている医療品
ここに書いてある情報は、僕の今までの経験を元に、僕が持って行っている薬についての注意点を書きだしたものです。私は医者ではありません。このページに書いてある情報について、仮に間違っていたことが書いてあったとしても、一切の責任は負いません。
必ず、責任ある医者およびご自身の判断に基づいて、持っていく薬を判断してください。
もし書いてある内容について、不適切な事柄がありましたら、是非ともお知らせ下さい。よろしくお願いします。
<ご注意>
このページ(medicine.html)の内容を、他の媒体(磁気や紙などを問わず)へ、その量にかかわらず、複写することを一切禁じます。
また、このページを引用したり、各種メディアにて紹介することも一切行わないでください。
このページへ直接リンクすることも一切禁じます。
このページの内容
写真は海外の現場(バングラデシュ)で撮影したものです。きれいに映っていないかもしれませんが、ご容赦を。
0)はじめに
発展途上国においての健康のガイドブックとして、以下の2冊を紹介します。
まずはこれらの本ををお読み下さい。
- 『海外旅行・長期滞在のための決定版ヘルスパスポート』海外渡航者健康管理協会編著 菜根出版(発売 紀伊國屋書店) 953円(税別)
- 『海外で健康!知恵袋 第二版 生活編・旅行編』宮崎豊著 近代出版 2400円(税別)
これら2冊の本には、以下に紹介している私が書いた内容について、正しく書いてあります。
もちろんこのページに書いてある事柄以外にも、知っておくべき大切な情報が多数書かれています。
特に初めて発展途上国へ行かれる方は、まず始めに上記の本を読むことを強くお薦めします。
他にもいくつか出版されていますが、発展途上国での健康については、これら2冊が最も良いと思います。
できれば2冊ともお読み下さい。
また各地で研修やセミナーも行われています。
例えば大阪では、労働福祉事業団大阪産業保健推進センターで毎月二回、感染症予防の健康セミナーが無料で開催されています。
a)予防接種について
予防摂取はできるだけ受けておきます。
僕は、以下の4つを受けています。
- 狂犬病
- 破傷風
- 日本脳炎
- A型肝炎
それぞれ3回の注射を受けましたが、このほかの予防接種についても、同様に3回程度注射を受けるものが多く、調査出発前の半年前から計画しておくことが望ましいのです。出発直前に受ければよいのではありません。少なくとも出発の2から6ヶ月ほど前に病院へ行きます。地方の医療機関によっては予防接種の薬を常備していないところもあり、取り寄せに時間がかかる場合があることも、考慮しておく必要があります。
予防接種を受ける病院は、できるだけ伝染病の治療ができる医療機関(下記2のWebsitesの「住所録−予防接種機関」のページから検索してください。ご利用になりたい機関の所在する市の名前だけからも検索できます)にて、調査地の疾病状況と、現地での滞在期間を相談しながら受けることが良いと思います。
なおいきなり医療機関に接種に行くのではなく、以下の医療情報などを参考して、医療機関に行く前に、必ず自分で、行き先の現地で流行している、流行する可能性がある、または過去に流行した伝染病、これらを確認しておきます。そして接種内容を自分で決めます。しかし接種する種類によっては、旅行期間中の免疫効果が期待できにくい場合(二度目の注射までの日数が無く、渡航期間中の効果が持続しないなど)や、帰国後の再接種の計画が立ちにくい場合もあるので、接種順位を決めておくことも大切です。
医療機関に行ったら、医師と相談して、接種する内容を決めるようにします。
少なくとも発展途上国に行く際には、破傷風と狂犬病は必ず受けておくことが望ましいと、誰もが言っています。
僕が受けた4つの予防注射は、3回目の注射終了後、おおむね次の有効期間があると言われました。この有効期間が切れる前に、さらに追加(1回)の注射を受けることで、さらに同じくらいの有効期間が延びるそうです。
- 狂犬病:1〜2年
- 破傷風:10年
- 日本脳炎:4年
- A型肝炎:5年
僕が予防接種を受けた病院は伝染病専門科で、予防接種について必ず一人30分の診療・接種時間を設けて、予約を受け付けていました。それでも相談をしていると1時間弱の時間がかかってしまいます。これは僕に限らず他の方も同様で、午後の診療では予約時間をオーバーして、かなり待たされました。
このような病院の場合、朝早く予約を取ることがいいのではと思います。
僕が一回の予防注射にかかった費用(2001〜2002年時点)と、そのときにもらった料金表に書いてあった他の接種の料金を書いておきます。参考にしてください。(もちろんこの他に、初診料などの各種手数料がかかります。)なお健康保険の適応はできません。また非常に残念なことですが、予防注射を受けていても、海外旅行保険の割引はありません。
- 狂犬病(\4,460.-)
- 破傷風(\790.-)
- 日本脳炎(\1,470.-)
- A型肝炎(\5,040.-)
- B型肝炎(\3,250.-)
- コレラ(\690.-)
上記料金表は古いので、国立国際医療センター国際疾病センター渡航者健康管理室にある料金表を参考にしていただくと良いだろう。
b)発展途上国の医療情報
日本語による発展途上国の医療情報は、以下のWebsiteが詳しいので、参考にしてください。
1のサイトは、現地への日本人による巡回医療や、現地で販売されている薬と日本の薬の比較、病気への予防方法など、大変詳しい情報が載っています。
2と3のサイトは、 感染症に関する総合情報サイトと言ってもよく、非常に多くの情報が載っています。
4は日本歯科医師会による海外での歯科受診の情報が掲載されています。
出国前に、一度目を通しておくことを強くお薦めします。
- 労働福祉事業団海外勤務者向けの情報ページ(
- 海外勤務健康管理センターは平成22年3月31日をもって廃止となりました。まだ情報が残っていますので、ご参考ください。
- 海外渡航者のための海外感染症情報(
- 国立感染症研究所感染症情報センター(
- 海外の歯科事情と安心ガイド(
発展途上国の感染性疾病の情報は、毎週WHOが発信し、これを元に各国の政府などの機関が対策を立てています。WHOが発信している情報(WER)は、直接WHOのサイトで誰でも見ることができますし、日本語に翻訳した情報は上記3のサイトにてみることができます。また日本の抗生物質メーカーでも、日本人医師向けに発信しています。
この他には、以下のサイトでも英語ですが、旅行に関する総合的な詳しい情報を発信していますので、参考にすると良いと思います。
- Traveler's Helth(アメリカの疾病予防センター(CDC))
- International Society of Travel Medicine(国際旅行医学協会)
僕が恐れており、予防策を立てているいくつかのものについて、書き留めておきます。
- 蜂に刺された時
- 下痢の時
- 発汗時
- 発熱時
- 栄養剤
- その他(胃薬と風邪薬)
- 蚊よけ
- その他(体温計、消毒など)
a)蜂刺され
持っていく薬と道具:「抗ヒスタミン剤の軟膏及び錠剤:商品名レスタミンコーワ」「毒吸い出しツール」
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