『ケニア西部における出産に対するHIV及びマラリア重感染の影響』 1996-1999年の出産2466件について調査したところ、妊婦のHIV陽性は24.3%、出産時マラリア感染22.0%だった。低体重児、早産、子宮内成長遅延(IUGR)、母親の貧血が各4.6,6.7,9.8,13.8%。マラリア感染無のHIV感染で出生児の体重は99g減少。マラリアはIUGR及び早産と関連し、初妊婦出生児は母がHIV陰性で145g、陽性で206gの体重減少が認められたが、多産婦では認められなかった。HIVとマラリア両者は出産後の母親の貧血の有意なリスクファクターであり、HIV陽性のマラリア感染者はHIV陰性のマラリア感染者または非マラリア感染者と比較し貧血リスクは2倍と考えられた。 AIDS 17(4):595-604,2003 Eijk A M (Kenya) et al HIV increases the risk of malaria in women of all gravidities in Kisumu, Kenya
『ケニアKisumuにいてHIVは経産婦のマラリアリスクを増加する』 第三トリメスターの妊婦5,093人を対象にHIV及びマラリアの検査を実施、陽性率は各20.1,24.9%。当該施設で出産した2,502人中、HIV、寄生虫血症、胎盤マラリアは24..5,15.2,19.0%。HIV陽性者では寄生虫血症が多く、寄生虫濃度が高く、寄生虫血症時の発熱が多かった。HIV陽性で胎盤感染の女性は慢性で中-高度色素沈着の徴候が多かった。HIVに起因するマラリア重感染は初妊婦34.6%、2回目出産41.5%、3回以上50.
ダン癌なしfevorと悪寒を引き起こす?7%と上昇する。 AIDS 17(4):605-612,2003 Johnson K M (Univ Washington,USA) et al Sexual networks of pregnant women with and without HIV infection
『HIV感染有/無の妊婦における性的ネットワーク』 ペルーのマタニティクリニック受診妊婦を対象に、HIVと性ネットワークの関連を調査。HIV陽性妊婦のリスク行動は少なかったが、彼女らのパートナーの79%がHIV陽性。パートナーのリスクファクターは女性セックスワーカーまたは同性愛男性との接触。二/三次的ネットワークまで調査したところ、一夫一婦制の女性でも大きな性的ネットワークの存在が明らかとなった。 AIDS 17(4):613-618,2003 Alarcon J O (Peru) et al Determinants and prevalence of HIV infection in pregnant Peruvian women
『ペルー人妊婦におけるHIV感染の決定因子及び有病率』 ペルーで1996-1997年に妊婦12,436人を対象に調査。抗体陽性は0.5%、既婚者は22.
bernsteen減量6%のみ、2人以上のパートナーを有していたHIV陽性妊婦は12%のみ。多変量解析で、短期の付き合い、女性自身の2つのリスク行動(低年齢の初交、過去のパートナー多数)パートナーの2つのリスク行動(womanizer女性化及び不法薬物使用)認知、不十分な出産前ケア、更に4つのリスクがHIV感染と関連があった。 Clin Infect Dis 36(7)922-924,2003 Chakraborty R (UK) et al Viral Coinfections among African Children Infected with Human Immunodeficiency Virus Type 1
『HIV-1感染のアフリカの小児におけるウイルス感染合併』 ケニアの都市に居住のHIV感染児でCMV、HTLV-1,2、KSHV及びHBV,HCV,HGV合併を検査。全例CMVを合併していたが、HGVは5%、KSHVは15%だった。HGVの防御的役割は除外出来ないが、HIV-14感染患児への影響は少ないと考えられる。 J Infect Dis 187(5):725-735,2003 Moodley D (South Africa) et al A Multicenter Randomized Controlled Trial of Nevirapine Versus a Combination of Zidovudine and Lamivudine to Reduce Intrapartum and Early Postpartum Mother-to-Child Transmission of Human Immunodeficiency Virus Type 1
『HIV-1の子宮内及び産後初期の母児感染抑制のためのNVPとAZT+3TCとの多施設無作為割付コントロール試験』 分娩から産後初期の母子HIV-1感染減少に対する短期間NVP単独及びAZT+3TCの多施設オープン比較試験を実施。対象は南アフリカの公的病院11施設を受診した妊婦。72時間以内(子宮内)の感染を除く、生後8週間の新生児における新たなHIV-1感染はNVP群及びAZT+3TC群で各5.7%、3.6%。母子ともに薬剤による重大な副作用はみられず、発展途上国においては、母子感染率を低下させる上で、短期間の抗ウイルス療法は有効で安全であることが確認された。 J Infect Dis 187(5):736-740,2003 Richardson BA (Kenya) et al Breast-Milk Infectivity in Human Immunodeficiency Virus Type 1Infected Mothers
『HIV-1感染の母親における母乳感染性』 HIV-1感染女性の出生児358例を対象に、母乳哺育1日当たり及び母乳1リットル当たりの母乳を介したHIV-1感染を検討。新生児52例に母乳を介した感染が考えられた。母乳感染率は摂取母乳1リットル当たり0.00064、母乳哺育1日当たり.
減量バーム00028。この新生児が摂取した母乳1リットルあたりのHIV-1感染の可能性は異性間無防備性行為1回当たりのHIV-1感染率と同程度であった。母乳感染性は病気が進行した母親ほど著明に高かった。 J Infect Dis 187(5):741-747,2003 Rousseau CM (Fred Hutchinson Cancer Res C,USA) et al Longitudinal Analysis of Human Immunodeficiency Virus Type 1 RNA in Breast Milk and of Its Relationship to Infant Infection and Maternal Disease
『乳汁中HIV-1 RNA及びその新生児への感染と母体疾患への関連に関する縦断分析』 母乳中HIV-1量の経時的変動及び母子感染への関連について、抗ウイルス治療非施行のHIV感染妊婦275例を母乳哺育群と人工栄養乳哺育群に割り付け出産後2年間検討。母親の血漿中ウイルス量が高いほど、CD4値が低いほど、また生殖器分泌中にHIV-1DNAの検出される場合は、母乳中ウイルス量が増加しており著しい関連性が認められた。母乳哺育群の初乳/授乳初期乳汁は、出産14日後までよりウイルス量が有意に高値。新生児感染のあった母乳哺育群の母親は感染のない群と比べ、授乳期乳汁中ウイルス量は有意に高く、また一貫してより多くのウイルス排出がみられた。本試験の結果, 母乳哺育による新生児感染の危険性は出産後初期に最大となる母乳中のウイルス量に影響されることが示された。 JAIDS 32(4):380-387,2003 European Collaborative Study (UK) Exposure to Antiretroviral Therapy in Utero or Early Life: the Health of Uninfected Children Born to HIV-Infected Women
『子宮内または出生後早期の抗ウイルス治療への曝露:HIV感染女性から生まれた非感染児の健康』 HIV感染女性からの非感染出生児2,414人の健康を追跡(中央値2.2年、最長15.9年)。その結果、抗ウイルス薬曝露と先天異常または出生児低体重との間には関連は認められなかった。多変量解析では未熟が併用療法曝露と関連していた。また出生後早期の貧血が抗ウイルス薬曝露と関連していた。ミトコンドリア障害を示唆する臨床徴候との関連は認められず、重篤な副作用もなく、短-中期抗ウイルス薬投与は安全であった。 JAIDS 32(4):370-374,2003 Shiramizu B (Univ South California,USA) et al Placenta and Cord Blood Mitochondrial DNA Toxicity in HIV-Infected Women Receiving Nucleoside Reverse Transcriptase Inhibitors During Pregnancy
『妊娠中NTRI投与を受けたHIV感染女性における胎盤及び臍帯血中ミトコンドリアDNA毒性』 HIV感染(垂直感染予防NRTI投与)及びHIV非感染の女性の出産直後の胎盤及び臍帯血を採取しミトコンドリアDNA(mtDNA)を定量したところ、HIV感染女性では有意に少なかった。 AIDS 17(5):673-678,2003 Chakraborty R (UK) et al Persistent non-gastrointestinal metabolic acidosis in pediatric HIV-1 infection
『HIV-1感染児における非消化管性代謝性アシドーシスの持続』 HIV-1感染児202例をレビューしたところ、34例に持続性アシドーシスが認められ、うち16例ではSAG(血清アニオンギャップ)が上昇(1A群)、18例ではSAG正常でUAG(尿中アニオンギャップ)陽性(1B群)だった。アシドーシス群はカリニ肺炎予防薬投与例が多く、非アシドーシス群と比較し身長が有意に低かったが体重は同等。アシドーシス群では免疫不全が大きかった。 AIDS 17(5):779-780,2003 Boniotto M (Brazil) et al MBL2 polymorphisms are involved in HIV-1 infection in Brazilian perinatally infected children [Correspondence]
『MBL2多型がブラジルの母親から感染した小児のHIV-1に認められる』 ブラジルの3-8歳のHIV-1感染児114例を対象に、先天性免疫に対する重要なエフェクターであるMBPと呼ばれるレクチンをエンコードするMBL2の多型の出現頻度を検討。対立遺伝子0の頻度は感染児で有意に高かった。MBP低値はHIV-1垂直感染の重要なリスクファクターである可能性さ示唆された。 Pediatr Infect Dis J. 22(3):216-224,2003 Saez-Llorens X et al Forty-eight-week evaluation of lopinavir/ritonavir, a new protease inhibitor, in human immunodeficiency virus-infected children
『HIV感染患児における新規PI、LPV/RTVの48週評価』 未治療、抗ウイルス薬投与及びNNRTI未投与の6ヵ月-12歳の小児を対照としたオープンラベル多施設phaseI/II試験の報告。LPV/RTV 230/57.5mgまたは300/75mg BID投与、未治療群はd4T+3TCを、既治療群はNVP+NRTI1-2剤を併用。LPV薬物動態は体表面積あたりの投与量計算で年齢に非依存的だったが、NVP併用で低下した。48週でのウイルス量<400コピーは79%(ITT)、CD4増加は未治療群404、期治療群284cells/mL。副作用による試験中止は1例のみ。小児に対し持続的な効果と安全性が確認された。 Pediatr Infect Dis J. 22(1):48-55, 2003 Litalien C (France) et al Pharmacokinetics of nelfinavir and its active metabolite, hydroxy-tert-butylamide, in infants perinatally infected with human immunodeficiency virus type 1
『HIV-1周産期感染した乳児におけるNFV及び活性代謝物の動態』 2.3-8.
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