2012年4月30日月曜日

ルーザのところ。 ゲーム:ポケモン


もう・・・諦めてもいいよね・・・

気付けば半日近く牛と追いかけっこしていました。
こんなヤツもう知るかよ・・・。
ブログの更新がギリギリになっちまったじゃねェか・・・!

あ!30000HITありがとうございます!
たとえ馴染み深いブログが次々と消えていったとしても
このブログは謙虚に細々と続けて行きたいと思っている次第で御座いますので
どうか変わらぬ応援をうんぬん・・・。

ッシャア!
久々のポケモン赤だ!

-荒いあらすじ-
前回の冒険で見事ラッキーの捕獲に成功し、
ストライクをも捕らえて波に乗るルーザは
牛との死闘の末捕獲を断念し
チャンピオンロードへと歩みを進めるのであった・・・!

トキワから左へ行くと、すぐさまモッチャンとの戦闘

よぉ・・・。
今日も相変わらずこんな所でモッチャリしてたのか!
思い出すなぁ、冒険を始めたばかりの頃
ここで同じ様にお前と戦って、貴様のポッポを
ズタボロに痛めつけた日の事をよ・・・!

恒例の出オチポケモンを始めとする6vs6バトルッ!

気まずい位に圧勝でした。
お前負けておいてポケセンにも寄らず
チャンピオンロード方面へ直行かよ・・・ッ!

勇気あるな!さて俺も向かおうか!

道中はニオイ審査人は顔パス余裕でした

上の審査人と台詞が少し違うのな・・・!

口ぶりから察するに、
グレーバッジの審査人は新人なんでしょう。
毎日同じだけ立っていても給料は違うのね;v;

――――そして、いよいよチャンピオンロード・・・

を抜けまして

ポケモンリーグ総本山へ到着ゥゥゥゥッ!!
いやぁ、長かった!

・・・うん?
いやだってホラ、チャンピオンロードって長いだけで
特筆すべき点も無いしマジかったりーし・・・

強いて印象に残った点を挙げるとするならば、

メシアが"ゴッドバード"を習得した事と

道中のエリートトレーナーが
"マダツボミ"を使ってきた事かしら!

お前チャンピオンロードにまで来ておきながら
一体何をしているんだよと。

後はエースをこき使ったり

アイリーンに乗ったりして順調に進んだのさ!

2012年4月29日日曜日

感情障害への統一プロトコル| 認知行動療法センター


認知行動療法センターでは、ボストン大学のデイビッド・バーロウ博士が開発した統一プロトコル(Unified Protocol; UP)の臨床研究の準備を進めております。この認知行動療法は、感情や気持ちへの接し方に困難を抱える人を対象としております。
ここでは、統一プロトコルについて、簡単に紹介させていただきます。

どんな治療なのでしょうか?

認知行動療法といっても、様々なプロトコル(系統だった治療手順)があります。抑うつと不安に関係する精神疾患に対しては、それぞれの疾患に対応する個別の認知行動療法が開発されています。そのプロトコルの数は数百とも言われます。しかし、それぞれ「別の」認知行動療法であっても、どれも認知行動モデルに則って作られているので、実際に治療で取り組む内容がとても似ていたり、同じだったりします。そこで、各障害に対するプロトコルに共通する治療エッセンスを抽出し、それを効果的に一つにまとめて、より幅広い障害に対して対応できるように作られた治療プログラムが、統一プロトコルです。

誰が対象なのでしょうか?

どのような障害が統一プロトコルの対象となるのでしょうか。それは、感情にまつわる困難が顕著な障害、すなわち感情障害(Emotional Disorders)です。学術的な研究でよく用いられる診断基準(DSM-IV-TR)で言えば、UPの対象として以下の障害や状態が含まれます。

うつ病性障害
不安障害:
 広場恐怖を伴わないパニック障害
 広場恐怖を伴うパニック障害
 特定の恐怖症
 社交恐怖(社交不安障害)
 強迫性障害
 心的外傷後ストレス障害
 全般性不安障害
 特定不能の不安障害
心気症
上記障害の合併症
上記障害の閾値下の診断

統一プロトコルの長所は、上記の幅広い障害に対応できる点です。さらに重要な長所として2点あります。ひとつは、これらの障害を2つ以上合併させている方に対しても効果があるように作られている点です。もうひとつは、重症度の観点からはっきりと診断に該当しないものの、部分的にその診断リスクがあるような場合(閾値下の診断)であっても、効果が期待できるという点です。

2012年4月27日金曜日

高齢者がかかりやすい病気◆駆け出しケアマネの高齢者介護なび


がん(悪性腫瘍)
高齢者の悪性腫瘍は質的には若年者と差はありませんが、頻度は...
じょく瘡(床ずれ)
長い間、寝たままの姿勢でいることによって起こる圧迫性壊疽...
パーキンソン病
脳の黒質の神経細胞が変性、消失することにより、身体のふるえ...
胃炎
胃粘膜における炎症性疾患の総称。急性胃炎は...
胃潰瘍
炎症や物理的損傷などによって、胃壁の組織が粘膜層および粘膜下層を越えた...
肝炎
肝炎には急性と慢性があります。高齢者の急性肝炎は若年者と比較すると...
気管支喘息
喘鳴を伴う発作性の呼吸困難を繰り返し生じます。発作時に...
狭心症
脊椎の後縦靱帯(脊椎を構成する椎体の後面、すなわち硬膜の腹側に位置し...
後縦靭帯骨化症
脊椎の後縦靱帯(脊椎を構成する椎体の後面、すなわち硬膜の腹側に位置し...

2012年4月26日木曜日

にきび、吹き出物、おできの漢方 伊勢佐木町漢方堂


テレビのコマーシャルでは、ありませんが、にきびは、病気です。
にきびが、出来ているということは、内臓に異常があるのです。

漢方には、「皮膚は内臓の鏡である」という教えがあります。
皮膚の状態は、内臓の状態を表しているという意味です。

たとえば、顔に、にきびが、たくさん出来ているとします。赤色にきび、白色にきび、紫色にきびも、黄色にきびなどもあったりします。

もし、女性ならば、生理前後に、にきびが、悪化したりします。これは、血の道(子宮や卵巣の働き)の異常を示しています。

あごから、口のまわりに、にきびがあれば、漢方でいう五臓六腑の中の胃や肝に熱がたまっていることを示しています。

また、赤い色をしていれば、実熱ですし、白い色をしていれば、虚熱です。

2012年4月24日火曜日

水と健康のミーマリスト優が健康管理士を目指した理由と予防医学を目指したわけのお話をしました。



  水と健康のミーマリスト優も講演しました。
         ("還元水どっとこむ" 店長)

鹿児島県健康管理士会発足式でのごあいさつ

平成21年9月27日(日曜日)ハートピアかごしまにて

演題:
私が健康管理士になった理由(講演 副会長日 優)

 鹿児島県健康管理士会が正式発足いたしました。
多くの方のご協力により無事に発足会を開催できました。ありがとうございました。これからの鹿児島県健康管理士会の活動にご期待ください。

 本日は貴重な休日に、ご参加いただき誠にありがとうございます。昨年の8月から毎月地道に学習会を重ねて今回本部より許可をいただき、正式に発足することができました。
これからさらに、正しい予防の知識の普及と学習をどのように行なってゆくか試行錯誤になろうかと思いますが、ぜひ皆様にもご協力をいただきますとたいへんありがたいです。

たけしの家庭の医学テレビ番組の話

 私は、この1年で13kg減量しました。きっかけは昨年放送された、たけしの「ほんとうは怖い家庭の医学」メタボ検診 鹿児島編という番組に参加したことからです。
本放送をみましたらこんな体型でよくもまあ病気予防の知識を普及とは・・・説得力がない、そう思ったからです。

検診結果もメタボ予備軍。メタボ検診の是非はともかく生活習慣を考え直す良いきっかけになりました。人生ではじめて血圧でも注意をうけました。最近、84回目の献血をしましたら、121−74で減量の効果があったようです。
献血にグリコアルブミンGAという項目が増えていました。糖尿病検査のひとつで過去2週間の血糖値の状態を反映する数値で15.6%以上の場合が注意が必要で標準値は16.5%未満。私は14.7でした。

今週はじめのNHKニュースの話

 今週のはじめに朝のテレビ番組をみていたら、こんなニュースが流れていました。
東大の秋山教授が900人を15年間調査したデータです。それは"喫煙者"と"社会活動に参加していない人"は死亡するリスクがそうでない人の2倍になったそうです。
健康管理士会への参加は、社会活動ですから、死亡リスクを下げる意味でもぜひご利用ください。
たばこは論外です。たばこをやめて、なんらかの社会活動に参加することが大切なようです。

元気で長生きする人の特徴キーワードは「バランス」

 私は愛知県からUターンしてきた20代後半から、市内の業界では中堅の会社で企業戦士として朝から晩まで日曜祝日問わずに働いていました。
当時の私は、たばこは毎日3箱、休みの日は外に遊びにゆく気にもなれない状況が長く続きました。あのままだったらたぶん50の坂は越えられなかったと思います。
現在健康管理士会でいろんな方にお会いして刺激を受けております。

2012年4月23日月曜日

心理療法でなにができるか?


第8章 抑うつ神経症(気分変調症)と全般性不安障害

【プロローグ】

(ここでのケースはフィクションです)

 Gさんは30代後半の女性で、5年ほど前に結婚した夫との2人暮らしです。子どもはまだできないので、パートタイムの仕事をしながら主婦として生活しています。Gさんは、思春期頃から同じ女性同士のつきあいが難しく感じたり女性特有の集団行動や派閥をつくる傾向に苦手感がありました。就職してからもいわゆる「お局様」との関係が難しくなってしまったことはありました。しかし、だからといってひどくそのことで落ち込んでしまったりすることはなく、何とか無難にやってきたつもりでした。

 それが2年ほど前から「うつっぽい」というか、気分が重いことが多くなりました。なぜそうなってきたのか、原因はよくわかりませんでした。パートの職場では女性同士の感情的な難しさや気を遣ってしまうことはやはりありましたが、これはどこでも同じことのはずでした。家庭生活では、夫の母親がGさんの家事の仕方についてあれこれ意見をすることや、子どもはまだできないのかと聞いてくることには嫌に思うこともありましたし、夫がそれについて見て見ぬふりをしているようであることもGさんの気持ちをがっくりさせていました。しかし、それだけが原因でこんなにも長い間気分が沈んでいるものだろうか・・・と思いました。

 よくうつ病の人は朝から午前中が一番悪く夕方から夜になると多少気分が良くなってくるものだと聞いたことがありました。しかし、Gさんの場合は朝も気分が重くベッドから出られないのですが、その後お昼前くらいになると何とか起きられるものの、家事をやる気がするところまではいかず、夕方になってくると頭痛がしたり身体が鉛のように重くなってしまい、また寝込んでしまうのでした。たまに友人と出かけたりすることはできましたし、そんなときはそれなりに楽しく過ごすことはできました。しかし家に帰ってくると再び身も心の重くなり、家事もできなくなり、寝込んでしまうのでした。

 毎日のように頭痛がありましたし、背中から肩にかけての痛みや、手の震えや、心臓が「どうき」のようにどきどきしてしまうことも頻繁でした。自律神経がおかしいのかもしれない、身体のどこかが悪いのかもしれないと不安になり何カ所かの内科に行ってみましたが、どこに行っても特に異常はない、精神的なもの、ストレス性のものではないか、という回答でした。

2012年4月21日土曜日

胆道感染症(胆嚢炎、胆管炎) - goo ヘルスケア


胆道感染症(胆嚢炎、胆管炎)とはどんな病気か

 胆道とは肝臓で作られた胆汁が十二指腸に流れる通り道のことであり、胆嚢と胆管からなります。その胆道に生じた感染症のことを胆道感染症といいます。
 胆汁の流れが良好な場合に胆道感染症を起こすことはまれですが、結石(けっせき)やがんなどで胆汁が停滞したりすると高頻度に細菌感染が起こります。感染の場所が胆嚢であれば胆嚢炎、胆管であれば胆管炎といいますが、両者を合併していることも少なくありません。急性胆管炎では、胆管が血流の豊富な肝臓と直接つながっていることもあり、細菌が血流に乗って全身にまわり、急性閉塞性化膿性胆管炎(きゅうせいへいそくせいかのうせいたんかんえん)から敗血症(はいけつしょう)と呼ばれる死に至る状態になることもあります。急性胆嚢炎でも敗血症になったり、炎症のために胆嚢に穴があいてしまうこともあります。

2012年4月19日木曜日

急激な後頭部の激痛 - 病気 - 教えて!goo


急激な後頭部の激痛

役に立った:2件

3日ほど前から左後頭部がズキっと痛みだし
数日すれば直ると思いなにもしませんでした。
すると痛みが引くどころか悪化してきており仕事もてにつかないほどの
痛みに困っています。

2012年4月16日月曜日

エンタープライズ:Windowsへ移行するATM、セキュリティは大丈夫?


 米Dieboldは11月末、金融顧客2社が運行していたATM(現金自動預払機)がW32/Nachiワームの攻撃を受けていたことを明らかにした。このニュースを受けて、さらにもっと破壊力の強いウイルスとワームが出現するのではないかという不安と、Windows XPが動作し、ほかのWindowsシステムとやり取りするATMは、攻撃に対して脆弱だというセキュリティの懸念が高まっている。

 オハイオ州ノースカントンに拠点を構える大手ATMメーカーのDieboldでグローバル製品マーケティングディレクターを務めるジム・メレル氏によると、Nachi(別名Welchia)の発生は8月に起こり、顧客2社は、安全にオンラインに復旧する前に、感染したATMのサービスを停止しパッチを当てなければならなかったという。

 ATMが攻撃を受けた金融サービス2社の社名は明らかにされていない。

 ATMネットワークのセキュリティ問題は、IBMのOS/2が動く古い世代のシステムからWindowsシステムに移行する動きが世界規模で起こっていることから、多くの銀行で深刻なものだ。

 ATM市場を専門に取り扱うオンライン出版社、ATMmarketplace.comの編集者、アン・オール氏は、Windowsへの大規模な移行は、多くの要因から起きていると話す。その一つには、2006年にOS/2のサポートを打ち切るというIBMの決定がある。オール氏によると、そのほかにも、米Mastercard Internationalや米Visa Internationalなどのクレジット会社による、より強固なTriple DES(Data Encryption Standard)暗号導入のプレッシャーや、米国の規制当局からの身体障害者向けの新機能導入というプレッシャーなどの要因もあるという。

 オール氏は、ATMベンダーからのプレッシャーも、OS/2の代わりにWindowsを用いるというほぼ世界的な決定を促した大きな要因だと述べる。

 「ATM市場は主としてベンダー主導と言える。ベンダーは(銀行に)Windowsプラットフォームは素晴らしく、柔軟性があると売り込んでおり、(銀行はWindowsベースのATMを)トレードショーで見せつけられている」(オール氏)

 大手ATMベンダー各社は、Windowsへのシフトは不可避で、同OSの企業ネットワークにおける独占状態、HTMLやXMLなどのWeb標準技術のビルトインサポートがこの傾向の理由だと述べている。

 各銀行は、オンラインバンキングアプリケーションとATMの間で一貫性のあるルック&フィールを構築できる。さらに重要なこととして、オハイオ州デイトンの大手ATMメーカーNCRの産業マーケティングディレクター、ロブ・エバンズ氏は、WebやそのほかのWindowsプラットフォームのために書かれたビジネスプロセスをATM上でも再利用できることや、ATMでの新機能実装が容易に実現することを挙げる。

2012年4月13日金曜日

<203> チャングム #29 - 「ぐるくん」のひとりごと


 チャンドクの一声でチャングムは官衙(ゴァナ)の薬房に入る事となった。

 他の奴婢たちが作っていた特効薬だと言う丸薬を手に取りかじってみるチャングム。

 そしてチャンドクに対し病人相手に詐欺をはたらくなんてひどい人だと言い捨てる。

 チャンドクは「何故、詐欺だと分かるの?」と聞き返す。 

 食べてみたから、あの丸薬が豆と麦粉に甘草を混ぜただけだと分かったと言うチャングムに「使えるけど、口がうるさいわね。」と言いつつ、強引に薬材庫に連れてくる。

 そして麦門冬(バクモントウ)の芯を抜くよう命じた。

 芯を抜かないと腎臓に悪いが、「面倒なのは嫌いだから、あんたのやったものをそのまま使うわよ。」と言うとその場にチャング� �を残して出て行ってしまう。

 チャンドクは将校のクマンに何かを依頼している。

 何かを建てるのか?

 何度も逃亡されたクマンはチャングムを縛っておかなくて大丈夫か気にするが、チャンドクは「逃げて死ぬのも運命」と至極あっさり。

 死なせるには可哀想だと言うクマンに「何? 抱きたいの?」と鋭く突っ込み、更に「男の務めができるか、脈を・・・」とからかうチャンドクだったw

 チャンドクに対して更に不信感を募らせるチャングムだった。

 翌日は生地黄(地黄の根)を示し、沙仁(縮沙・・・ショウガ科の種子)を塗り、酒で蒸して干す事を9回やらないと薬効がない上消化も悪いと言い、軽く「やっといて」と命じるチャンドク。

 嫌だというチャングムに「嫌ならいいけど、と� ��かくそれを使うわ。」と全くひるまない。

 仲間達は麦門冬でこっぴどく叩かれないチャングムを不思議がる。

 いつもなら夜通し芯を抜いたかどうかチェックして、抜き忘れた数だけ叩かれるのだと言う。

 丹念に調べると言う話が信じられないチャングムはつい「そんな人じゃ・・・」と反論すると、みな一斉にチャングムを非難した。

 おぉ、健気なチャングムが「性悪」とまで言われてる。

 結局、地黄を指示通りに蒸すチャングムだった。

 「料理も薬も人の口に入る物。 いくら気に入らない人でも仕事に手を抜いてはいけないですよね・・・ハン尚宮様」

 チョンホに呼び出されたチャングムは(前に注意をされた事もあり)自分は卑しい奴婢だからとまともに顔を合せない。

 二人� ��時なら大丈夫だよと言うチョンホに「おやめ下さい。 萬戸様の対面が傷付きます。」と頑なだ。

2012年4月12日木曜日

日米の百才双子姉妹の違い(歯の有る無しでこんなにも違う人生)


  
(むし歯も歯周病にもならないで、頭も良くなる方法を教えます)

   秘伝かむ健康術」(ひでんかむけんこうじゅつ)

                   著者 市 来 英 雄

はじめに

食物のおいしさをよく噛んで味わい、くつろいだ楽しい雰囲気で食事をする、そして、食べたものが栄養として身について、

生涯を、ボケないで若々しく健やかにおくれるということはだれもが望むことです。

しかし、これらを希望することは今日、かなりむずかしくなってきています。

というのは、現代、ほとんどの人の生活習慣、つまり日常のライフスタイルが変わったからです。

高齢者の環境は、超高齢化の時代、核家族社会の中での孤立生活、フードチェーン化での食生活、欧米食生活化の傾向、
徒歩から車社会への移行、管理医療や薬漬け、情報社会の中での精神生活のアンバランスなどです。

また、子供に例をとってみれば、生活の夜型化、孤食、朝食抜き、運動不足、学歴偏重によるつめこみ学習、

成人病の若年化、欧米型食生活、都市生活化での地域とのかかわりや自然との接触の希薄化、

精神生活のアンバランスなどなど、現代社会の生活では数えきれないほどの大きな問題が指摘できます。

平成8年12月に、厚生省公衆衛生審議会は、

「生活習慣に着目した疾病対策の基本的方向について」という表題を掲げ、その中で、

新しい病気の用語を使って新予防法を打ちだしました。この新しい病気の用語とは、「生活習慣病」というものでした。

これまで使っていた「成人病」を、今後は、「生活習慣病」と呼ぶようにしました。

これまでの成人病とは,その原因の中で"老化"を重視していて、予防対策としては"早期発見・早期治療"

すなわち、二次予防というものが目標とされていたからでした。

しかし、現代は、小児も成人病といわれる病気に罹患するようになってきました。

そこで、これらを成人病と呼ぶのはふさわしくなくなったこと、成人、高齢者を含めて病気が発生してからは手遅れで、

そのための療養にも莫大な費用と負担がかかることなどで、「生活習慣病」と命名して予防の目標とその方向を変えました。

さて、わが国の1年間の死亡数は約90万人のうち、がん、心臓病、脳卒中、糖尿病、高血圧症を合わせると2.9%です。
そのうちの生活習慣と関連する病気は、死亡原因の2/3を占めています。

病気が発生してからの早期発見早期治療というものは、国際的にみて、もう時代遅れで、

それ以前の生活習慣の中で、だれも、いつでも手っ取り早く自分自身で実行できる予防、

つまり、第一次予防「自分の健康は。まず自分で守る」ということを重視したからでした。

日本は、戦争を中心にしての困窮時代には、乳幼児死亡率が激増したり、青年期の結核、
そして伝染病、栄養失調症,寄生虫病、皮膚病などが蔓延したりして多くの国民が罹患し死亡者も増えました。

しかし、時代の流れと共にそれらが去り、物質社会、贅沢社会の到来と共に、今度は、

脳卒中、ガン、高血圧症、糖尿病、心臓病(心筋梗塞や狭心症)などの死亡が上位を占めるようになってきました。

予防医学が進歩していくにつれて、また、医療先進国の情報が身近になるにつれて、これらの病気を作っていくのは、

「生活の中にある習慣のあり方」であり、これに注目することがなによりも大事だということが分かってきました。

それは、ガン死亡では35%が食生活、30%が喫煙、3%の飲酒がその発端であり、

この生活の習慣を軌道修正することでガン発生率を大いに低めることができるということで説明できます。

また、高塩分や高糖度の食習慣、低脂肪食,動物性たんぱく質食,重労働、飲酒習慣が、

ノイローゼや高血圧さらには脳卒中の起源に関連しています。

さらに欧米型肉食習慣や高脂肪食習慣が、糖尿病や肥満、高血圧症などに関連して発生していることなども

生活習慣の乱れから起こっていますからこれらを十分に修正することが予防の基本となります。

これらの生活習慣の乱れから起こる病気の患者さんの数は、高血圧症は約749万人、糖尿病が約690万人、心臓病が203万人で、

これらに使われる医療費は、がんが1兆9千億円、脳血管の病気が1兆8千6百億円です。

全部を換算したら約7兆3千億円となります。これを考えれば、生活習慣病だけで32%を浪費していることになるのです。

そこで、先にも述べましたが、生活習慣病の予防は、従来の早期発見,早期治療に移行するという考え方から、

その病因の中で生活習慣を重要視して、病気になる前の、つまりその誘引の芽を自分自身で摘んでしまおうということなのです。

言いかえれば、健康体は自分自身で作り、そして守っていくことがなによりの基本となるのです。

現在、日本は世界一の長寿国を授かっていますが、これを長続きさせていくには、

生活習慣病というものを国民一人一人が認識、重要視して実行に移さなければなりません。

特に、生活習慣では悪い方向へ向かっているといわれている現代の小児や青少年は、

やがて年をとる頃には平均寿命も著しくて低下し、

世界の長寿国の地位は著しく後退するのは避けられなくなると言われているからです。

生活習慣で、最も重要視されるべきものには食習慣があります。

周知のとおり、食習慣の良し悪しいかんでは病気の発生率も大いに違ってきます。

その食習慣を、健康という軌道上に乗せることが何よりもまず大事なことです。

そこには、まず「口(くち)」が登場します。口は、健康の入り口です。

しかし、わが国では、健康の入り口,そして消化器官の始まりともいえる肝心の口の中が、現在とてもみじめな状態にあります。

口(口腔=こうくう)は、人間が生きていくために必要な栄養素をとり入れる最初の入り口です。

昔から、『口は健康の入り口』と言われるように、口は健康を生み出す源です。

それは命全体、健康な体そのものを育て、そして守っています。口(口腔)の健康なくして全身の健康は望めません。

消化器官の第一関門に立っているのは口であり、歯はその衛兵で臓器の守り役と言えるのです。

そのためにいちばん働かなくてはならない歯が、いま年齢を重ねるごとに驚くほど失われています。

わが国は、諸外国にくらべると、幼児から高齢者までむし歯や歯周病にかかっている割合が高く、

よく噛める機能が大幅にそこなわれています。

しかも、比較的かたいものでも、よく噛んで食べて味わってきた日本特有の食文化は、

いまや冷凍・加工食品やファーストフードに象徴されるように軟食化の傾向にあります。

そしてますます欧米化をたどり、粉食や半調理品を中心とした、噛まなくてもよいような食事体系になってきています。

また、本来の「食物」と呼ばれたものは、ほとんどか製品化された「食品」になってしまいました。

食品というものは、化学物質などを加えたり機械の手などを借りたりして、さまざまな工程などを経て商品になったものを指します。

ですから現在の私たちの周囲は、もう食物ではない食品と呼ばれてしまっているものが蔓延しているのです。

その中で私たちはいま生きなくてはなりません。

でも、日本人の平均寿命はいまや世界一となり、80歳を越えるまでになりました。

しかし残念なことに、歯の寿命は50歳程度しかありません。

また、80歳で自分の歯はたった6.2本の歯しか残っていないというのが日本の実情です。

(厚生省健康政策局歯科保健課編「平成11年歯科疾患実態調査より」)

ちなみに、アメリカでは、80歳の人は約15本以上も残っています。

これはなぜなのでしょうか?この本を読み進んでいくことでこのことは理解できます。

しかしながら、私たちは、ずっと以前から口腔の病気におかされないように、

歯みがきをする、甘いものを制限するというように、熱心にその予防方法を実行してきました。

確かにそのこと自体も非常にだいじなことですが、はたしてこれだけで歯は救うことができたのでしょうか?

いいえ救えませんでした。

もつとだいじなことは、文明が進んだ世の中で国際間で応用・実施されている科学的なむし歯予防の方法を即実行すること、

そして、体のためになるさまざまな栄養素をバランスよく摂取すること、そのためにはよい歯を使ってよく噛むことだったのです。

私たちは、長い人生の道のりを健康で乗り越えるために、また、毎日を元気に活動していくために、体や心の栄養も必要です。

そのためにはどうしても、私たちが生涯お世話になる「食」というものを根本から見直してみる必要があります。

特に、高齢者の方々の、何よりの楽しみは、「何でもおいしく食べられる」ことです。しかし年をとると、

体力はもちろん、歯や消化器官の機能の減退もまぬがれることはできません。

歯を早い時期に失うと、そのハンデイはますます増加します。

一方、現代の子供たちはどうでしょうか。

確かに、一見欧米の子供なみに背が伸びて脚もスラリと長くなってきました。

しかし、ヒョロヒョロした体つきの子供、すぐに姿勢を崩してしまう子供、朝礼ですぐに倒れてしまったり、

ちょっとしたことで骨折を起こしてしまったりする根気のない疲れやすい子供も目立つようになりました。

しかも、現代の子供たちの生活はあまりにも忙しく、塾やおけいこごとなどのスケジュールに追われています。

そのため食生活は、本来の食事ではなくて「餌(えさ)化」しているきらいがあります。

さらに、保健婦さん保母さん、学校関係者の間から、噛めない子、噛まない子、なかなかじょうずに食べ物を飲みこめない子、

食べ方のへたな子が増えているという訴えが出され続け、もうすでに10数年が経過しています。

はたしてこの問題は解決したのでしょうか。おそらく、今後ますますひどくなっていくのではないでしょうか。
ようやく最近「噛む」ことの大切さが言われ始め、歯科医師による啓発活動や

マスコミなどによる情報提供も盛り上がりをみせてきたようです。

そのため必要な知識がいろいろな場所で得られるようになりました。

よく噛むことは、体だけでなく精神の糧(かて)にもなり、知力の発達を促すということも知られるようになってきました。

この噛むことが精神の糧になり、知力を増すということを、特に私なりに検索してまとめたのがこのコーナーです。

私はこの項の中で、噛むことを、単に咀嚼のための機能という狭い枠組の中でとらえるだけでなく、

生命活動や、知力、運動機能などを向上させる重要なものであるということを主眼にして訴えてみようと思います。

私は栄養の専門家でも、大学に残って研究を続けている研究者でもありません。一介の開業歯科医師です。

栄養の専門家でない開業歯科医師が、なぜ栄養を書いたかという疑問が出るかと思います。

それは「あとがき」でご理解いただけるものと思いますが、私は以前、全く食べることについて知識がありませんでした。

そのため学生時代には栄養失調による重病をしてしまいました。そのときはじめて栄養というものが

いかに大事であるかということを知ったのでした。

そして、歯科医師として診療を続けるかたわら噛むことの大事さに気づくとともに、栄養との関係をも知りました。

そして資料を集めたり、必要なことを書きためたりしてきました。

それがいま大いに役立ち、自分の症例や体験を加えたこのコーナーになったのです。

また、ひとことだけを狭く深く追求する多くの大学の研究者とはちがって、私は、開業医としての立場から、

口や歯をとおして幼児から高齢者の多くの方々とこれまで真剣に人間全体でお付き合いしてきました。

これが幸いしてか、歯だけではなくて人びとの全身健康を、幅広くそして深く、その奥底までも追求してくることができたでした。

このような考えで皆さんの全身の健康を願って誕生させたのがこのコーナーです。

中高年齢の方々、お孫さんをお持ちの主婦の方々、長い道程を経てこられたご高齢の方々、

さらに「歯」と「体」と「心」に関心を寄せる多くのかたがたの、今後の健康や、お口の健康はもちろん、

すこやかな食生活の一助になることを願ってやみません。
平成131月吉日 当HPの著者


総目次(1)


総目次 (2)

2012年4月10日火曜日

たん | コッカプーと一緒。


モモがうちにやってきて早1年1ヶ月。本日は、いろいろな予防接種を打ちに病院へ。

今までは、近所の24時間オープンの病院にいってたんだけど、緊急病院なだけに、予約してても急患が担ぎこまれるとたちまち、予防接種ワンコは優先順位が最下位に。。。さらに注射代もちょっと高め。さらに先生に診てもらうってことでさらに追加とられて、30ドルコース。それも前回、たった一本の注射でそれ。

で、最近は、注射だけのときは、ペットショップに併設された動物病院のほうを利用することにしてる。こっちは、緊急患者は来ないので、なんかのんびりした感じ。さらに注射の場合の、ドクター検診料は取られない。

2012年4月9日月曜日

テニス肘?及び、腱鞘炎 | OKWave


No,1です。

>テニス肘?及び、腱鞘炎
>何かで「上腕骨外上顆炎」いわゆる「テニス肘」だとカテゴリー一緒で表現されていたので、自身その様に解釈してましたが別物なんですか?

「上腕骨外"側"上顆炎」と「テニス肘」は同じものです。
「上骨外側上顆炎」が正式名称で「テニス肘」が俗称です。
ただ「腱鞘炎」ではないです。その部分に腱鞘はないので、
「上腕骨外側上顆炎」は「腱鞘炎」ではなく「腱炎」になります。

2012年4月7日土曜日

Clipping News:フロンティアコーポ・メディック:So-netブログ


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1.福島県立医大調査:精神科入院の24%に被ばく恐怖影響
2.特定機能病院 患者紹介率や先進医療実施数で格差
3.情報技術を活用した最先端の医療とは
4.泌尿器科受診に「抵抗感」8割 対象臓器の誤解多く、東大調査
5.バイオ医薬を汎用製法で 阪大・大塚化学・東京理科大が技術
6.関節リウマチの原因遺伝子、新たに9つ 理研・東大など発見
7.ストレスで生活習慣病 名大グループ、仕組み解明
8.パーキンソン病の早期診断技術 産総研や同志社大など
9.鬱病と類似する双極性障害 「躁状態」見逃さないで
10.狭心症、更年期女性の1割が発症 胸の痛み長く続く
11.腕の血圧、左右差が高血圧患者の未来を予測―英研究
12.増える高齢者のてんかん 脳梗塞の後遺症や認知症で発症
13.英国の大酒飲みに黄信号、肝疾患死亡率10年で25%増
14.イブプロフェンで高山病緩和、米臨床実験
15.がん化原因の染色体異常防止=制御たんぱく質を発見-新薬期待
16.医師は患者を拒めない?応召義務
17.「忘却が一番怖い」「年単位で医師派遣を」◆Vol.6
18.政府の初動の遅れが"人災"を生む-
19.「特集 震災医療 成果と反省」転載 Vol.11医療も町の復興も手助けしたい
20.とっても専門医 Vol.1初期研修後、専門医プログラムに再びマッチング?
21.尊厳死について初の法案を超党派議連が公表
22.白米の摂取量が多いと2型糖尿病リスクが上昇
23.術後にオピオイドを使用した人は1年後も使用率が高い
24.静脈血栓塞栓症の予防で内科入院患者の30日死亡率は低下するか?
25.術後の赤血球輸血:多いほど良いとは限らない
26.静脈血栓塞栓症予防を全ての患者に実施することを支持するエビデンスはない
27.心房細動患者の脳卒中と死亡リスク:新規心筋バイオマーカーの予測能
28.房室結節アブレーション:心房細動を伴う心不全患者に有効か?
29.Edwards, Medtronic Heart Valves Found Safe in Sweeping Studies
30.Merck Blood Thinner Stops Heart Attacks With Risk of Bleeding
31.Monthly shots of Amgen drug slash cholesterol up to 66 percent
32.Scientists find gene that can make flu a killer
33.Extra smoking counselling 'doesn't help quitters'
34.Stem-Cell Trial Failed to Treat Heart Failure
35.Showing Patients Images of Their Clogged Arteries a Powerful Wake-Up Call
36.Low-Dose Daily Aspirin Enough to Help Heart Attack Patients: Study
37.Study Might Explain Brain Overgrowth Seen in Autism
38.Hormonal Changes May Trigger Migraines in Some Women
39.Treating Gum Disease May Help Diabetics Avoid Complications
40.Other Topics
1) 1千万光年離れたクモの巣のような銀河 NASAが画像公開
2) 房総沖に大活断層、M9の地震起こす可能性
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1.福島県立医大調査:精神科入院の24%に被ばく恐怖影響
毎日新聞社2012年3月26日

新入院患者と放射線被ばくへの恐れの関連
 東京電力福島第1原発の事故後に福島県内の精神科に入院・再入院した患者のうち、放射線被ばくの恐怖が関連した可能性のある人は24.4%と全体の4分の1に達したことが福島県立医大の調査で分かった。外来も事故関連とみられる新患は3割を占めた。原発事故が精神疾患へ及ぼす影響を示す事故直後のデータは世界的にもなく、同大は大規模原発事故や長期の避難生活などが心にどんな負担となっているのか患者の追跡調査をしていく。
 入院調査は同大神経精神医学講座の和田明助教らが、30病院に3月12日からの2カ月間のアンケートをし、27病院から回答を得た。
 事故による転院などを除いた入院・再入院患者610人(男49%、女51%)のうち、被ばくへの恐れが関連あると診断されたのは12.1%の74人、関連があるかもしれないとされた人は12.3%の75人だった。関連がある患者の割合は原発に近い相双・いわき地域が23~27%と高かった。
 関連があるとされた74人中震災前に精神科の受診歴がない人は9人いた。74人は事故後1カ月以内の入院・再入院が大半。年齢別では40~50代がほぼ半数を占めた。自宅の被災や、避難所生活をしていた割合が全体傾向より高く、大勢が集まる避難所のストレスに被ばくの不安が重なったケースなどもみられた。
 一方、外来調査は三浦至助教らが77病院・クリニックに3月12日からの3カ月間(各週1日を抽出)を聞き、57施設が回答した。
 うつ病や不安障害などの新患410人を調べたところ、事故関連と診断されたのは19%の78人、関連があるかもしれないと診断されたのは13.4%の55人だった。計133人のうち、うつ病が最多で47人、急性ストレス障害・PTSD、適応障害がそれぞれ38人だった。半数近くが避難生活のストレスを抱え、4割が放射線の自分への影響、3割が子供など家族への影響の恐怖を訴えた。
 チェルノブイリ原発事故でも放射線が住民の精神面に与える影響が報告されているが、10年程度たってからの調査だった。同大神経精神医学講座の丹羽真一教授は「(入院・再入院への)原発事故の影響は大きいという印象だ。例えば除染も他人より自分でしたほうが安心できる面がある。住民参加で放射線被ばくの不安を軽減する取り組みをすることも(精神的負担を減らすために)重要だ」と話している。
◇未知への不安でストレスが発生-前田正治日本トラウマティック・ストレス学会会長(久留米大医学部准教授)の話
 もともと精神疾患がある人に放射線被ばくへの不安の影響がまず表れているが、目に見えない放射線への不安はみなが持っている。数値からは安全だと理解できても未知への不安がストレスにつながっている。被災者は住宅や仕事、教育など他にも不安があるが、放射線の不安に集約されている部分があり、冷静に考えることがその軽減にもつながると思う。

2.特定機能病院 患者紹介率や先進医療実施数で格差
読売新聞社2012年3月26日

 高度医療を担う大学病院などの「特定機能病院」84か所の診療実績に格差があることが厚生労働省の調べでわかった。紹介状を持つ患者の割合(紹介率)が90%以上の施設から40~50%の施設まであり、国指定の最先端の医療(先進医療)を実施できる数は、施設によって1~15種類とばらついた。どの病院も指定要件は満たしているが、同省はレベルを底上げするため、要件を厳しくする方向で見直す。
 3月15日の特定機能病院などの指定要件を見直す同省検討会の初会合で示された。
 特定機能病院は原則、紹介状を持つ患者が受診するものとされるが、指定要件では紹介率が30%以上あればよいとされている。ただ、紹介率が低いと、軽症患者が増え、高度医療がおろそかになるとの指摘がある。 そこで、紹介率の低い病院が紹介患者を増やす努力をするよう、指定要件の紹介率の引き上げを検討する。
 先進医療は、指定要件では1種類以上行えばよい。だが、実施状況に大きな開きがあることから、現在の指定要件が適切かどうか議論、必要に応じて見直す。
 【特定機能病院】 医療機関の役割分担を進める一環として1992年の医療法改正で設けられた。指定要件は▽ベッドが400床以上▽医師の配置が一般病院の最低基準の2倍以上▽診療科目が10以上▽先進医療を1種類以上行う―など多数ある。84か所中80か所が大学病院だ。

3.情報技術を活用した最先端の医療とは
毎日新聞社2012年3月25日

 ◇遠隔地で診断、カルテ保管
 離れた場所で病気を診断したり、病気の治療や処方薬の記録を災害に備えて保管したり……。情報技術の進歩は、医療の向上につながり、患者にもメリットがある。情報技術の医療への応用の先端事例を紹介する。
 ◇専門医と症例検討
 がんの診断に欠かせないのが、コンピューター断層撮影(CT)画像の読み取り(読影)だ。以前は一枚一枚画像を見て異常を確認していたが、ここ10年ほどで、がんの疑われる部位を中心に何百枚もの画像を連続して表示し、アニメーションのように動画的に読影するのが主流になった。「肺のこのあたりが、1年前の画像と比べて少し白くなっているでしょう。こうした変化も分かりやすいんです」と千葉県がんセンターの高野英行画像診断部長は説明する。症状の見落としも少なくなった。
 その一方で課題も生まれた。動画的な読影は、高野部長のような放射線科医が担当するが、技量のある医師がどの病院にもいるわけではない。千葉県では、東京のベッドタウンの県北西部に同センターや千葉大病院など高度な医療機関が集まり、それ以外の地域の病院には少ない。こうした地域の病院にはおおむね週に1回、読影のできる医師が派遣されるが、診察時間が限られるため、診断の確定や治療までの時間もかかる。放射線科は内科や外科と比べて地味で、日本では医師の成り手が少ない背景もある。
 そこでセンターでは昨年、がんの画像診断の病院間ネットワークシステムを導入した。センターには毎日、県内の病院から40人分ほどのCT画像が送られてくる。テレビ会議システムも併設され、送信側の病院の医師とセンターの医師が同じ画像を見て、疑わしい部分をカーソル(矢印)で指しながら、所見を話し合える。高野部長は「特に顔や骨などのがんは症例が少なく、診断のできる人が少ない。また小さい病院だと、所見を他の医師に相談しようと思っても相手がいないか限られる。こうしたシステムで情報をやり取りするメリットがある」と話す。
 画像などの情報を大量に送るには、高性能の通信網が必要だ。情報技術が高度化して送受信する画像が高精細化すれば、ますます重要性が高まる。その点で注目を集めているのが、慶応大理工学部の小池康博教授が開発した世界最高速のプラスチック光ファイバー。光ファイバーはガラス製が一般的で、プラスチックは通過時に光が減衰してしまうため向かないと考えられていた。だが小池教授は、プラスチックを加工して屈折率を調整し、直進する光と屈折した光が同時に伝わる高分子(ポリマー)を開発。この素材で光ファイバーを作った。
 ガラスより曲げに強く、切断しにくい特長もある。心臓病治療で知られる榊原記念病院(東京都府中市)や、山形大病院などの病院内ネットワークで既に実用化されている。山形大病院の細矢貴亮教授は利点について「従来の光ファイバーと違い、普通の電気回路と同じように建物内を配線でき、手術の動画なども瞬時に送れる」と話す。大型ディスプレー同士をこの光ファイバーでつなげば、離れた相手とも目の前で話すようにやり取りでき、「将来は遠隔医療などに活用したい」(小池教授)という。小池教授は、政府が09年度に定めた30研究課題にそれぞれ20億~50億円を提供する「最先端研究開発支援プログラム」の助成を受ける。同じく支援を受けるiPS細胞(人工多能性幹細胞)の開発者の山中伸弥京都大教授� �と並び注目される。
 ◇災害時に備える
 昨年3月の東日本大震災後、被災地の病院で問題となったのが、津波でカルテを流されたり、コンピューターが水につかったりして、既往歴や処方薬が分からなくなったことだ。患者が別の病院に行っても、どのような治療を受けていたかが分からず、継続した治療が難しかった。
 そこで厚生労働省は来年度から、地域の複数の医療機関のデータを、患者の同意を得て中核的な病院など別の安全な場所に蓄積する「医療情報連携・保全基盤推進事業」を始める。事業費は約9億5000万円で、人口で約7万~10万人に相当する病院5施設、30の診療所を1単位の地域の目安としてデータを蓄積し、10地域で病院に補助(半額)する。医師でもある同省の福原康之医療技術情報推進室長は「災害時だけでなく、日常的にも投薬や治療の情報を共有でき、薬の重複処方を防ぐなど医療連携が可能になる」と話している。

4.泌尿器科受診に「抵抗感」8割 対象臓器の誤解多く、東大調査
日本経済新聞社2012年3月26日

泌尿器科の診療は抵抗感があったり分かりにくいと感じたりする人が8割に上ることが24日、日本泌尿器科学会理事長を務める本間之夫・東京大教授のグループの調査で分かった。9割の人が泌尿器科を高齢化社会で重要な診療と考えているのに、臓器を誤解している人も多いことが判明。同学会は4月に全国一斉の市民講座を開き、理解を深めてもらう考えだ。
 調査は昨年7~8月、全国4151人を対象にインターネットでアンケートを実施。10~90代の男女計3164人から回答を得た。回答者の平均年齢は47.9歳。
 泌尿器科について「高齢化社会では特に重要な診療科と思うか」との質問では90.4%が肯定する意見を答えたほか、「排尿のトラブルを扱うので重要な診療科」と考える人も96.1%で、泌尿器の健康に対する関心の高さをうかがわせた。
 その一方で、81.1%の人が「受診するのに抵抗を感じる」と回答。「どんな診療をしているのか分かりにくい」と思っている人も80.6%に上り、市民が診療に悪い印象を抱いている実態が浮き彫りになった。
 泌尿器科で扱う臓器を尋ねた質問では、膀胱(ぼうこう)や尿道、前立腺は9割を超える人が知っていたが、腎臓は45.2%と5割に満たなかった。逆に肛門は4割近くが泌尿器科の対象と誤解していた。
 調査結果を受け、日本泌尿器科学会は4月8日に東京、大阪、名古屋、福岡など全国29都市で一斉に開く市民講座で、泌尿器科の病気や診療について詳しく説明することを決めた。東大で開かれる講座には評論家の立花隆さんと女優の檀ふみさんを招き、対談形式で分かりにくい点などを質問してもらう予定だ。
 本間教授は「泌尿器科の実態がよく知られていないことが、診療に対する抵抗やイメージ悪化につながっている可能性がある」と指摘。「正しく理解してもらうことが病気の早期発見や早期治療にもつながる」と話している。全国の市民講座の問い合わせは運営事務局((電)03・3263・5394)まで。

5.バイオ医薬を汎用製法で 阪大・大塚化学・東京理科大が技術
日本経済新聞社2012年3月26日

大阪大学の梶原康宏教授らは、新薬の主役として市場が拡大するバイオ医薬品を、汎用的な薬の製法である化学合成で作る技術を開発した。薬効のカギとなる糖鎖を自在に結合させる独自技術を利用した。がんや多発性硬化症の治療に使うバイオ医薬品のインターフェロンβを作製、マウスの実験で既存薬と同じ働きをすることを確かめた。新技術が実用化すればバイオ医薬品の製造コストを大幅に下げられ、患者の費用負担軽減や医療費抑制につながる。
 大塚化学、東京理科大学との共同成果。
 インターフェロンβは166個のアミノ酸からなるたんぱく質製剤。世界で数千億円規模の市場がある。遺伝子を組み込んだ動物細胞などを使って生産するが、量産の培養が難しく、未知のウイルスや動物由来のたんぱく質が混じらないように品質管理のノウハウもいる。製造コストが高くつき、多発性硬化症向け治療だと薬価ベースで薬代は年間約200万円にもなる。
 研究チームは鶏卵から取り出したさまざまな糖鎖をアミノ酸と自在に結合させる独自技術を利用した。まず、糖鎖と数十のアミノ酸をくっつけた3つの「部品」を作製。溶液中で混ぜるだけで化学合成でき、刺激を与えると従来法と同じ構造のインターフェロンβができた。
 これをがんを移植したマウスに投与し、既存のインターフェロンβと同じレベルのがんの縮小効果を確認した。
 現在、アミノ酸が結合したペプチド製剤の世界大手、バッケム(スイス)の技術評価を受けており、順調にいけば臨床試験への足がかりになる。
 1~2年以内に数グラム規模の量を作製できるようにし、量産への技術的課題を探る。年間100グラムの生産能力があれば実用化できるとみている。
 新技術を使って分子量の大きな抗体医薬を作るのは難しいが、インターロイキン2やインターフェロンγといった多様なバイオ医薬品に応用が可能とみている。

6.関節リウマチの原因遺伝子、新たに9つ 理研・東大など発見
日本経済新聞社2012年3月26日

理化学研究所や東京大学などは、関節リウマチの発症に関係する遺伝子を新たに9つ発見した。遺伝子の働き具合の違いで発症リスクが1~2割高まる。日本人と欧米人との間には、関節リウマチの原因遺伝子に違いがあることも突き止めた。日本人に適した新しい治療薬の開発などに役立つとみている。成果は26日の米科学誌「ネイチャー・ジェネティクス」(電子版)に掲載される。
 発見したのはリンパ球の活動に作用する「B3GNT2」など9種類の遺伝子。関節リウマチ患者9351人と患者でない3万8575人の遺伝子を分析した。それぞれの遺伝子で、発症しやすい遺伝子タイプをもつ人は病気になる割合が1.1~1.2倍だった。
 今回の9遺伝子を含め、日本人の関節リウマチ発症に関係する遺伝子は23種類わかっている。うち8遺伝子は、欧米人の関節リウマチ発症とは関連性が認められなかったといい、人種差があるかもしれないと研究チームはみている。
 関節リウマチは過剰な免疫反応が体内で起こる自己免疫疾患で、厚生労働省によると現在国内には約50万人の患者がいる。

7.ストレスで生活習慣病 名大グループ、仕組み解明
日本経済新聞社2012年3月24日

ストレスが内臓脂肪の炎症を引き起こし、高血糖や高脂血症などの生活習慣病につながる仕組みを、名古屋大の研究グループが24日までに、マウスを使った実験で明らかにした。腹回りの内臓脂肪が炎症を起こし、生活習慣病を引き起こすメタボリック症候群と同様の仕組みという。
 ストレスと生活習慣病は関連が深いとされていたが、詳しいメカニズムは分かっていなかった。同大医学系研究科の竹下享典講師(循環器内科学)は「ストレスが引き起こす炎症を抑える治療法の開発が期待される」と話している。
 グループは、マウスを1日2時間、直径3センチの狭い筒に入れて2週間飼育し、ストレスを与えると、副腎皮質などから分泌されるホルモンによって内臓脂肪の組織が分解、萎縮し、炎症を引き起こす「MCP―1」というタンパク質が細胞内や血液中で増加。正常なマウスと比べ2割程度、インスリンの働きが鈍くなって血中の糖を細胞に取り込みにくくなったり、血が固まって血栓ができやすくなったりした。
 一方で、MCP―1の働きを抑える脂肪幹細胞を注入して治療をすると、脂肪の炎症やインスリンの働きが改善されることも確認した。
 研究成果は、米科学誌「ダイアビーティーズ」電子版に発表された。

8.パーキンソン病の早期診断技術 産総研や同志社大など
日本経済新聞社2012年3月26日

産業技術総合研究所と同志社大学、東京大学の研究チームは、パーキンソン病の早期診断に役立つ技術を開発した。患者の血液中に多い特定のたんぱく質の量を調べる。病気が早期に分かれば進行を遅らせることもできる。今後、製薬会社などと実用化を目指す。
 パーキンソン病は脳で神経伝達物質のドーパミンが作れなくなり発症する。
 研究グループはたんぱく質「DJ―1」が酸化した物質が、患者の脳に多いのに着目。血液中でもこの酸化物が増えることを突き止めた。酸化物と結合する物質を作り血中濃度を測定すると、患者では健常者より濃度が最大8倍だった。

9.鬱病と類似する双極性障害 「躁状態」見逃さないで
産経新聞社2012年3月26日

 内閣府と警察庁によると、平成23年の自殺者は3万651人で、14年連続で3万人を超えた。自殺につながる可能性がある健康問題は、鬱病以外に「双極性障害」がある。躁鬱病の一つで、躁状態と鬱状態を繰り返す脳の病気だ。鬱病と間違われやすいが、遺伝的要因が大きく、治療法も異なる。躁状態を見逃さないことが適切な診断と治療を受ける鍵となる。
 双極性障害の「鬱」の症状は、気分の落ち込みなど鬱病の症状とほぼ同じ。
 一方、「躁」の症状は壮快感や誇大妄想などで、気分が著しく高揚し、自分が偉くなったように感じたり、「自分が正しい」と思い込んだりする。具体的な言動の例としては、非常に活動的で落ち着きがない▽口数が増え、早口でしゃべり続ける▽アイデアが次々と浮かぶ▽仕事や勉強をバリバリこなせる▽徹夜しても平気▽気が散りやすい▽怒りっぽい▽お金の使い方が荒くなる-などだ。
 こうした言動は人間関係・社会生活・経済活動に深刻な悪影響を及ぼし、離別や自己破産などにもつながりかねない。また、鬱に転じたときや、躁と鬱の症状が同時に現れたとき、自責の念や焦燥感から自殺に走る危険性が高まるとの指摘もある。
本人は「絶好調」と…
 重症の「双極I型障害」は躁と鬱のギャップが大きく、躁状態にあると借金をしてでも買い物をし続けるなど、家族らが目を離せなくなるような行動をする。そのため、発見が早く、鬱病との判別もしやすい。
 I型より軽症の「双極II型障害」や、II型より躁と鬱の振れが穏やかな「気分循環性障害」は、鬱には気付いても躁には気付きにくい。特に程度の軽い「軽躁」は、本人は「絶好調」と感じ、周囲は「やけに元気だな」などと多少圧倒される程度で見過ごしがちだ。
 精神医学博士で帝京大学溝口病院(川崎市高津区)の張賢徳(よしのり)教授は「鬱病患者の中から双極性障害の人が見つかることがしばしばある。精神科医らはより気付かれにくいII型の発見をしていくべきだと感じている」と話す。
 ただ、双極性障害と診断するには躁の波を確認する必要があり、初診から診断までに長い年月がかかることも珍しくないという。
 鬱状態の方が長く続き、鬱でも躁でもない状態のときもあることが適切な診断をより困難にしている。
遺伝的要因が8割
 双極性障害は鬱病と同じく薬物治療が中心だが、治療方針は異なる。誤って鬱病の治療をすると、症状が悪化する可能性がある。
 鬱病は主に抗鬱薬で鬱状態を取り除き、気分を高揚させる。良くなれば服用をやめることもできる。これに対し、双極性障害の治療では主に気分安定薬や抗精神病薬を処方し、躁状態と鬱状態の波を小さくすることを目指す。服用を中止すると再発しやすく、薬を飲み続ける必要がある。
 張教授は「よく『鬱病の原因は遺伝3割、環境7割』といわれるが、双極性障害は7~8割が遺伝的要因。極めて生物学的な脳の病気であり、現時点では根治できない」と解説する。患者が適切な治療を受けるためには「偏見を持たず、鬱病との違いを正しく理解することが重要」と強調している。
【用語解説】双極性障害
 躁鬱病は重症なものから順に、「双極I型障害」「双極II型障害」「気分循環性障害」などに分類される。いずれも躁状態と鬱状態を繰り返す脳の病気。抗精神病薬などで躁と鬱の波を小さくし、再発を防ぐことが治療の基本となる。

10.狭心症、更年期女性の1割が発症 胸の痛み長く続く
日本経済新聞社2012年3月23日

心臓の血管が狭くなって胸の痛みが生じる狭心症や心筋梗塞は男性に多い病気とされてきた。ところが、更年期の女性の約1割がかかる狭心症があることは意外に知られていない。胸などの痛みが長時間続くのが特徴で、治療法も通常とは異なる。命に直接関わらないが、生活の質の低下を招く原因になる。何かおかしいと思ったら早めに病院の循環器科や女性外来などを受診してほしい。

微小血管狭心症の患者にニトログリセリンを投与して造影検査すると、冠動脈は太く映るが非常に細い血管は映らない=日大提供
 千葉県佐倉市に住むA子さん(62)が胸の痛みを感じたのは4年前。「朝方に長くて細い感じの痛みが起きた。短い時は30分程度、長いと1日痛んだ」。そこで、近所の病院の循環器科を受診し、心電図のほか、カテーテルと呼ばれる細い管を使って心臓に血液を送る太い冠動脈の状態を調べる検査もしたが、異常は見つからなかった。
診断は難しく
 胸の痛みが取れないため、血管を広げる作用のあるニトログリセリンを処方されたが効かなかった。「痛みがひどくて眠れず、耳鳴りや頭痛にも悩んだ」。A子さんの訴えに、医師は精神科を一度受診するよう勧めた。
 結局、「微小血管狭心症」と診断がついたのが2年後。心臓の筋肉にある細い血管が収縮しやすくなり、胸やあご、背中の痛みなどを引き起こす病気にかかっていた。A子さんは適切な治療で痛みもほとんどなくなった。
 一般の狭心症は男性に多く、冠動脈が硬化して狭くなったり、けいれんしたりして血流が悪くなり胸に痛みが出る。これに対し、微小血管狭心症は女性の中でも特に更年期に多い。「血管を広げる女性ホルモンであるエストロゲンの量が閉経で減り、心臓の細い血管が収縮しやすくなるのが原因と考えられている」と、静風荘病院(埼玉県新座市)の天野恵子医師は説明する。

2012年4月6日金曜日

ダイエット中の停滞期について | リバウンドしない!ダイエット


停滞期と呼ばれる時期は、ダイエットを続けるうえでとても挫折をしやすい時期です。 このページでは、ダイエット中に必ず訪れるこの停滞期を乗り切るためのヒントをお伝えしたいと思います。

ダイエット中に、それまで順調に減っていた体重がなかなか減らなくなり、 あるときを境にほとんど体重の減り方がゼロになってしまう時期があります。 俗にいう停滞期です。


停滞期が来るのはダイエットのやり方にもよりますが、ダイエットを始めて1ヶ月〜2ヶ月くらいの時期 が多いようです。その時期に、体の「ホメオスタシス」という機構が働くようになるためです。 ホメオスタシスとは、体の内部環境を安定した状態にに保とうとする作用のことで、 体温や血流など体の組織を維持するなどの働きをしています。 私たちの命と健康を守るための作用といってもいいでしょう。

ダイエットというと真っ先に思い浮かべるのが食事制限です。 ジムに通ったりウォーキングを始めるなど運動をすることもありますが、 必ずといっていいほど食事の量を減らしますよね。 しかし、しばしばそれは食べすぎをやめるという以上に極端なものになりがちです。 そうするとあなたの体は、一時的な飢餓状態になったと判断します。ホメオスタシスが働き、 少ないエネルギーでも耐えられるように、食物の消化吸収効率がアップさせます。 同時に体の活動を抑えることで基礎代謝量を減らします。基礎代謝量というのは、 別ページで詳しく述べますが、体温や内臓の働きなどを維持するためのエネルギーで、 これが減ると太りやすい体になります。体をいわば"燃費の良い"状態にすることで、 少ない食事量とのバランスを取ろうとするのです。

少ない食事量にあなたの体は燃料消費を抑えることで対応しようとするために、 体重が減らなくなる時期「停滞期」が訪れるのです。

2012年4月2日月曜日

急性単純性膀胱炎 | 膀胱炎の症状と治療ガイド


急性単純性膀胱炎というものは腎臓や膀胱になにも疾患がなくても発症する膀胱炎のことです。おもに性的活動期の女性に多くみられるもので大腸菌が原因になることが多いそうです。そして抗菌薬(抗生物質)が良く効きます。急性単純性膀胱炎は、20~40才の女性の25~35%が罹患するといわれており、感染症としては比較的軽症のものです。