他の奴婢たちが作っていた特効薬だと言う丸薬を手に取りかじってみるチャングム。
そしてチャンドクに対し病人相手に詐欺をはたらくなんてひどい人だと言い捨てる。
チャンドクは「何故、詐欺だと分かるの?」と聞き返す。
食べてみたから、あの丸薬が豆と麦粉に甘草を混ぜただけだと分かったと言うチャングムに「使えるけど、口がうるさいわね。」と言いつつ、強引に薬材庫に連れてくる。
そして麦門冬(バクモントウ)の芯を抜くよう命じた。
芯を抜かないと腎臓に悪いが、「面倒なのは嫌いだから、あんたのやったものをそのまま使うわよ。」と言うとその場にチャング� �を残して出て行ってしまう。
チャンドクは将校のクマンに何かを依頼している。
何かを建てるのか?
何度も逃亡されたクマンはチャングムを縛っておかなくて大丈夫か気にするが、チャンドクは「逃げて死ぬのも運命」と至極あっさり。
死なせるには可哀想だと言うクマンに「何? 抱きたいの?」と鋭く突っ込み、更に「男の務めができるか、脈を・・・」とからかうチャンドクだったw
チャンドクに対して更に不信感を募らせるチャングムだった。
翌日は生地黄(地黄の根)を示し、沙仁(縮沙・・・ショウガ科の種子)を塗り、酒で蒸して干す事を9回やらないと薬効がない上消化も悪いと言い、軽く「やっといて」と命じるチャンドク。
嫌だというチャングムに「嫌ならいいけど、と� ��かくそれを使うわ。」と全くひるまない。
仲間達は麦門冬でこっぴどく叩かれないチャングムを不思議がる。
いつもなら夜通し芯を抜いたかどうかチェックして、抜き忘れた数だけ叩かれるのだと言う。
丹念に調べると言う話が信じられないチャングムはつい「そんな人じゃ・・・」と反論すると、みな一斉にチャングムを非難した。
おぉ、健気なチャングムが「性悪」とまで言われてる。
結局、地黄を指示通りに蒸すチャングムだった。
「料理も薬も人の口に入る物。 いくら気に入らない人でも仕事に手を抜いてはいけないですよね・・・ハン尚宮様」
チョンホに呼び出されたチャングムは(前に注意をされた事もあり)自分は卑しい奴婢だからとまともに顔を合せない。
二人� ��時なら大丈夫だよと言うチョンホに「おやめ下さい。 萬戸様の対面が傷付きます。」と頑なだ。
熱中症の症状は何ですか?
切なそうなチョンホは「それだと私の胸が痛むよ。」←もう隠しようもないラブラブ発言w
「硫黄を手に入れた。」の一言にスイッチ・オンのチャングム。
「硫黄ですか?」
チャングムにはどんな高価な贈り物より魅力的だったw
チョンホはこれでアヒルを育て、薬房で詳しく調べる事を提案する。
「必ず道はあるはずだ。」とさり気ない励ましにニッコリ笑うチャングムだった。
一方、トックおじさんちは大変な事になっていた。
熟手(スクス)だけあって、料理に腕をふるうトックおじさん。
「また、アヒルなの?」
「仕方ないだろ。 チャングムの所に行けないし、これを食べるしかない� �」
「そうかもしれないけど、アヒルを全部盗んできて、いつまで食べるのよ!」←ヌスンダノカヨ〜
「盗んでないぞ。 誰も持っていかないからだ。」←アヒル屋のおじさんはやっぱ、獄死したんかなぁ〜?
「とにかく、あんたのせいで長生きできそうにないわ。」
「殿下はこれを召されて1日で倒れたのに、3ヶ月以上食ってもなんともない。」←オイオイ ドンダケ アヒル ヌスンデキタンダ〜
「一体、何が問題なんだ?」
「もう、見るだけで吐き気がするじゃないの!」
「倒れるまで食え。 食うんだよ!」
吐き気に襲われているトック妻、わが身に感ずる所ありらしく、ふと指折りつつ・・・「できちゃった! できちゃったわよ!」
「何ができたんだ?」
「子供ができたのよ。」
「本当に子供ができたのか?」
「アヒルを食べだしてから、あんたらしくないいやらしい目を送ると思ったら・・・」
「硫黄を食べたアヒルは本当に生きた金丹なんだな〜」
「イルドが死んでから、いくら頑張ってもダメだったのに、夢じゃないわよね?」←そうです、トック夫妻の息子イルト君は水痘(天然痘)で亡くなっていた・・・
「子供が証拠だ。 その子供が証� �だよ。 チャングムに罪はないんだ。 やったぞ〜 やったぞ〜 チャングム、ついにやったぞ〜」
トックおじさんの頑張りに敬意を表して夫婦の全会話を紹介w
トックおじさんからその話を聞いたヨンセンは改めて試食役のホンイに他に何も食べなかったかを問いただすと、ホンイはヨンノからアワビの甘露煮を貰った事を思い出した。
しかしミン尚宮は終わった事を今更騒いでも害が及ぶだけだと諭す。
どれだけ速く私は低炭水化物ダイエットで体重を減らすことができ
ミン尚宮・チャンイ・ヨンセンはすでに水刺間を外され、今回も淑媛(スグォン)様の産室庁(サンシルチョン・・・王子の生まれる時に設置される官庁)行きが命じられていた。
外敵の女真族の討伐に成功した中宗は明国皇帝からの感謝を伝える使者を迎えていた。
お礼の絹となぜか皇室で飼っていた犬をプレゼントされているw
ご馳走を食べながら明国の使者は「以前来た使臣が、すばらしい官女がいると言っていたのは彼女達ですね?」と言い、満足そうに箸を進めた。
糖尿病の使者さんは国に戻ってしっかりハン尚宮とチャングムとのエピソードを報告したんだ〜
済州陣右水� �の萬戸として仕事もこなしているチョンホ、倭寇対策の為の防壁を積み上げる指示など出している。
産室庁の焼厨房で胎教に良いとされる料理を懸命に作るミン尚宮・チャンイ・ヨンセンの三人。
そこへチェ尚宮から命じられて顔を出すクミョン。
淑媛様の食が進まない事に献立を変えてみてはと忠告を入れる。
あのヨンセンが反撃に出た!!
「ハン尚宮様の話では端正な子が欲しいなら鯉を」 (ヘェ〜)
「健康な子なら牛の腎臓や麦」 (ヘェ〜)
「聡明な子ならナマコがいいのよ。」 (ヘェ〜)
「私達は学んだ通り作っているわ。」
「川椒(山椒の実の皮)や胡椒が入った辛い料理がお好きなのに、そうじゃない物ばかりだわ。」
「ハン尚宮やチャングムなら美味しいものを作ったはずよ。 私達もそうするわ!」
さすがのクミョンもたじろぐ。
そこへチェ尚宮が登場。
「謀反で追い出された者の名前など・・・その名を出したら許さぬわよ。」
それでもヨンセンは「料理に関して間違った教えはありませんでした。」と言いのけた。
ミン尚宮とチャンイが必死の侘びをチェ尚宮に入れるが、三人は麺作りや豆もやしの栽培、油絞りなどの作業をする入禅間(イプソンガン)行きを命じられてしまう。
ヨンセンのせいだとなじられ東屋で一人チャングムを思い涙するヨンセンの足元に一匹の犬が・・・
仲間達を前にチャングムは「延齢草は間違えて食べたら大変な事に・・・これも姫韮(ノビル)と似てますけど食べたら大変です。
これ(朝鮮アサガオ?)も牛蒡と間違えやすいです。」などと説明している。
「大したものね。」とチャンドク。
水刺間に居て、� ��理を学ぶ時師匠から教わったと言うチャングムに驚く仲間の奴婢たち。
" DVT "の症状は何ですか
チャンドクが植物の根をチャングムに示すと即座に「これは苦参(クジンorクララ)です。 百本(菜園で栽培に成功させたキバナオウギの事)と勘違いしやすいですが・・・」と答えるチャングム。
「苦参と百本の区別もできるとは・・・いじめるつもりだったけど・・・医女になる?」とチャンドク。
「嫌です。」
「その目も気に入ったわ!」
チャングムに伴させ往診に出かける。
賎民の家だった。
払うお金が無いなら仕方ないと湯薬を作らないチャンドクにチャングムは「医術を施す方が命をお金で計るなんて!」とまた非難する。
お金がある限り出してあげるべきだと主張するチャングムに「太っ腹ね。」と冷めた一言。
チャングムは処方箋� �強引に貰い、そのままチョンホの元に金を借りに行く。
給金で返すと言っているから、奴婢でもいくばくかの労働報酬はあるみたいだ。
チャングムはクマンが兵士達を使って私的に家を建てるかもしれない、チャンドクと何かを建てる様子だったから調べて下さいと言い添えた。
薬材を手に入れ患者の所に戻ったチャングムはいざ薬を煎じようとした水に塩気を感じる。
島では水が貴重で、塩分の混じっていない湧泉水は両班や中人が独占していて賎民は使うことができないと言う。
実際チャングムは交渉してみるが水を得る事はならず、漢拏山(ハンラサン)の中腹にある湧き水を水甕を背負って汲みに登っていった。
訓練の終わると兵士達を引き連れて出て行くクマンの後を追跡するチョン� ��。
そこへ山から下りて来たチャングムは出くわす。
チョンホは池を作っているようだとチャングムに伝える。
役所に戻ってクマンは奉天水を作る為兵士を使っていたと話す。
島では井戸を掘っても塩水だし、塩水を飲み続けるから皆病気になるそうですと訴える。
そこにチャンドクが「『黄帝内経』にも出ています。」と言葉を継いだ。
島の人は魚と塩辛い料理を食べる事で血を濁らせ、吹き出物ができると言う。
その為、雨水を浄化させた奉天水を作る池作りに勝手に兵士を使わせて頂いたと・・・
クマンは前の萬戸様にはこっぴどく叱られたので隠していたと告白する。
「民の病は水が大きな原因だから、自費で奉天水を?」驚くチョンホ。
クマンに浄化� ��為の貝殻を用意してと言うチャンドクにチャングムは「炭の方がいいですよ。」とボソッと告げる。
それを聞いてチャンドク、「炭だってさ!」とあっさり指令変更。←好きだなぁ〜こう言う人。
更にチャングムは雨水より冬は宮でも使っていた臘雪水(冬至の三日後に降った雪が融けた水の事)の方がいいと話す。
民に知らせれば雨水より有効だと。
女二人が出て行った後、クマンはチョンホに「心を寄せていますね?」と耳打ち。
照れを隠そうとするチョンホに「私がお守りします!」と何故か鼻息荒く宣言する人の善いクマンだったw
賎民の患者の所に戻り湯薬を煎じるチャングムは少しチャンドクを見直していた。
チャンドクは全ての病人の薬代を出す事は不可能だから、病気にさせないよう奉天水を作るのだと語った。
チャングム� ��偽の丸薬で病人を騙す事が理解できないと食い下がる。
チャンドクは体より心を病んでいる人に薬をやっても無駄だと言う。
どうやらそう言う患者用の気休め用に作って売っているらしい。
そう言って次に往診した先は流刑者の所だった。
衛兵の制止を振り切って中に入り針治療をするが、またお縄になって最初チャングムと出会った倉に入れられてしまったチャンドクだった。
チャンドクは典医監(ジョンイガム)からの人事で宮中の医女として召喚された。
チャンドクは死んだ事にして断ってくれと頼む。
チャングムは宮で医女の教育を受けられると知ると、ニンマリ笑って、チョンホのところに駆けて行った。
「ついに、ついに宮に戻る希望ができました。」
「医女になります。」
0 件のコメント:
コメントを投稿